仮想通貨(暗号資産)が話題になるたびに、「今からでも始めるべき?」と気になるものの、「価格が急落したらどうしよう」「万が一……詐欺にあったら?」等々の不安が頭をよぎる方も多いのではないでしょうか?
仮想通貨(暗号資産)への投資って…まるでジェットコースター…!(良い意味でも悪い意味でも)
第2次トランプ政権誕生で、ますます注目されている、そして今後も大きな成長が見込まれている仮想通貨(暗号資産)市場!ただ、まだまだ新しい資産なのでリスクも高いとされています。
特に「高リスク」と言われると、手を出すのも躊躇してしまうものですよね。でも、実は適切な知識と対策を身に付ければ、リスクを抑えつつ投資にチャレンジすることが可能です。
本記事では、初心者から経験者まで、誰でも取り入れられる「一番リスクを小さくする方法」を分かりやすく解説します。
怖いけど気になる、そんな気持ちを抱えるあなたへ、安心して一歩を踏み出すためのヒントをお届けします!
仮想通貨(暗号資産)投資で一番リスクを小さくする方法
ドルコスト平均法(コツコツ積立)を利用する
ビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)は何か市場に大きな出来事があると、平気で100万円単位で乱高下したりします。
そんな事では1度に大きな価格をベットしてしまった場合、その後の変動が気になって仕方ない!という状態になってしまいますよね。
一度に大きな額を投資するのではなく、毎月または毎日(う~ん、仮想通貨に関しては『毎日積立投資』が著者はおすすめです!!)、一定額を購入する方法を取るのがベターです。
そうすれば、価格が高い時には少量、価格が低い時には多量を購入する仕組みで、平均購入価格を平準化できます。
メリット
市場のタイミングを読む必要がなく、ボラティリティ(価格変動)の影響を軽減できます。
例:毎日300円分(毎月約1万円)のビットコイン(BTC)を購入。
デメリット
市場が長期間にわたり下落トレンドの場合、平均購入価格が下がらず、損失が拡大する可能性があります。
例えば1年間下落トレンドでも根気強く積立し続けられれば良いですが、怖くなって狼狽売りで損切りしたらその時点で負けです。
投資は基本10年単位で根気強く積立続けたいものです。
実績のある暗号通貨を選ぶ
対象: ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)など。
理由
長期的に成長が期待され、流動性が高い暗号通貨を選ぶことで、リスクを軽減できます。
特にビットコインは「デジタルゴールド」(暗号資産市場における『金』のような存在)として安定性が評価されています。
ポイント
新興のアルトコインは価格変動が大きいため、リスクが高くなります。
メリット
実績のある暗号通貨(例: ビットコインやイーサリアム)は市場での信頼性が高く、
長期間の取引データが存在するため、他の通貨に比べて価格動向の予測が立てやすいです。
また、流動性が高いため売買がスムーズに行え、セキュリティや技術的な信頼性も比較的高い傾向があります。
デメリット
ビットコインやイーサリアムなどの主要通貨は既に価格が高騰しており、
今後の大幅な値上がりが期待しにくい場合があります。
例えばシバイヌコイン(SHIB)のように2020年8月の創設時の価格から1年数カ月で約1億5000万倍になるような値上がりは期待しにくいですね。
暗号通貨ETFや投資信託を活用する
概要
暗号通貨に直接投資するのではなく、関連するETF(上場投資信託)や投資信託に投資する方法。
メリット
プロが管理しており、分散投資が可能でリスクが軽減されます。
例:ビットコインETF(米国やカナダで取引可能)。
デメリット
ETFや投資信託は手数料が発生し、直接投資よりもコストが高くなる可能性があります。
また、取扱商品が限られているため、投資先の選択肢が狭まることも考えられます。
ステーキングや利息収入を活用
概要
保有する暗号通貨をブロックチェーンネットワークに提供し、報酬(利息)を受け取る仕組み。
ステーキングとは
Proof of Stakeを採用している暗号資産について一定の行為を行い、ブロックチェーンの安定稼働へ貢献することにより、報酬を獲得することを意味します。暗号資産をブロックチェーンネットワークに預け入れると、その暗号資産は一定期間ロックされ、送金や売買ができなくなります。ロックされた暗号資産は、ブロックチェーンの維持や取引の承認に使用され、預け入れた暗号資産の銘柄や数量、期間に応じて報酬が付与されます。
Coincheck
メリット
暗号通貨を保有するだけで追加の収益が得られる。
リスク軽減、信頼性の高いプラットフォームを選び、詐欺やハッキングのリスクを回避。
例:イーサリアム(ETH)のステーキング。
デメリット
ステーキングを行う際、一定期間資産がロックされるため、急な価格変動時に柔軟な対応が難しくなるリスクがあります。
暗号資産(仮想通貨)のステーキングの期間は、通貨やサービスによって異なるのでしっかりとチェックを!!
分散投資を徹底する
概要
暗号通貨だけでなく、他の資産(株式、債券、不動産など)にも分散して投資することで、全体のリスクを軽減します。
メリット
暗号通貨市場が低迷しても他の資産がカバーできる可能性があります。
デメリット
分散投資を行うことで、個々の投資先のリターンが平均化され、大きな利益を得るチャンスを逃す可能性があります。
とはいえ、リスクを最小限にしたいならやっぱり分散投資&コツコツ積立が鉄板ですね!
予算管理と損失許容範囲の設定
概要
投資金額を「失っても生活に影響がない範囲」に抑えます。暗号通貨市場は非常にボラティリティが高いため、大きなリスクを取るべきではありません。
例:総資産の5~10%以内に暗号通貨への投資を抑える。
セキュリティ対策を徹底する
方法
購入した暗号通貨を信頼性の高いウォレット(ハードウェアウォレットなど)で管理します。
理由
取引所に暗号通貨を預けたままにすると、ハッキングや倒産のリスクがあります。
まとめ【おすすめ】仮想通貨(暗号資産)積立投資が可能な取引所
暗号通貨の投資におけるリスクを小さくするには、以下を徹底してください。
- ドルコスト平均法(積立投資)で購入。
- 大手で安定性のある通貨(BTCやETH)を選ぶ。
- ステーキングや利息収入を活用して利益を増やす。
- 分散投資と堅実な予算管理を行う。
- セキュリティ対策を徹底。
これらの方法を組み合わせれば、リスクを抑えながら長期的な資産形成が可能です。
【おすすめ】仮想通貨(暗号資産)積立投資が可能な取引所
仮想通貨(暗号資産)の積立投資ができる取引所には、次のようなものがあります。
- GMOコイン
- コインチェック(Coincheck)
- BITPOINT(ビットポイント)
- ビットフライヤー(bitFlyer)
- ディーカレット(Decurret)
- SBI VCトレード
筆者のオススメはコインチェック(Coincheck)です。
コインチェックがオススメな理由としては、毎日積立の設定ができるという事です。
仮想通貨は現在においても1日で当たり前のように100万円前後の値動きが発生する場合があるので、毎月1日にその月分全額投資するのは若干リスキーなんですよね。なので、仮想通貨(暗号資産)の毎日積立投資が一番アンパイだと思います!
少しでも興味を持たれた方はぜひ、仮想通貨(暗号資産)の積立投資にトライしてみてくださいね!