【財布は別】夫婦別財布の共働き夫婦が離婚しやすい理由

ライププランABC編集部

現代の共働き夫婦にとって、別財布は普通になりつつあります。
しかし、このスタイルが離婚のリスクを高めることをご存知でしょうか。『夫婦のための家計管理ガイドライン: 正しい家計管理は、ふたりの愛を強くする』の文献に基づいて、「別財布の夫婦」の在り方が離婚につながりやすい理由について考えてみましょう。

※本記事は人生プロジェクト管理術実行委員会(著)『夫婦のための家計管理ガイドライン: 正しい家計管理は、ふたりの愛を強くする。』から抜粋・編集したものです。

「夫婦別財布」が持つ問題

夫婦別財布にすることは、夫婦それぞれの自由を守り、簡単に財務を管理できるという利点がありますが、
一方で、夫婦関係の調和を損ねる可能性があります。主な問題として以下が挙げられます。

共有感が薄れる
「自分のお金」と「相手のお金」という考え方は、夫婦の関係に「個別」という概念をもたらします。
これは、一緒に生活を構築するという共有感を薄れさせる原因になりかねません。
パートナーが何らかのトラブルに巻き込まれた時に気づけない可能性が高い
別財布にすることで、パートナーの経済状況や貯蓄情報が見えなくなります。例えば、夫が何かのトラブルに巻き込まれて借金を背負う事になってしまった場合、夫婦別財布だと夫から報告がない限り妻はそれになかなか気づく事が出来ません。
信頼関係を構築しづらい
共同生活をするパートナーと収入や支出が明確になっていないと、「信頼関係を構築しづらい」というデメリットがあります。

夫婦で財布を共有する利点

『夫婦のための家計管理ガイドライン』には、別財布をやめ、財布を共有することが夫婦の愛を強める上での重要なポイントであると説明されています。
ふたりが働いて得たお金はふたりのもの」という意識を定着させる効果などが詳しく述べられています。

夫婦別財布というスタイルは、個人の自由度が高い一方で、夫婦関係の根本である信頼と共有感を薄れさせる可能性があります。この問題を解決するため、是非『夫婦のための家計管理ガイドライン』を参考にしてお互いに不満感のない家計管理を実現してください。

この本には、夫婦が一緒にお金を管理することで得られる愛情や信頼の深まりについて、具体的なアドバイスが詳しく書かれています。ふたりの関係をより良くするために、この一冊をぜひ手に取ってみてください。

※本記事は人生プロジェクト管理術実行委員会(著)『夫婦のための家計管理ガイドライン: 正しい家計管理は、ふたりの愛を強くする。』から抜粋・編集したものです。