人間関係は人生に大きな影響を与えます。誰と過ごすかによって、人生の質(QOL)って上がったり下がったりします。できれば、一緒にいて前向きになれる人、ずっと関係性を続けていきたいと思える人と時間を共にしたいですよね。
本記事では、縁を切るべき人の特徴7選と、職場やコミュニティなど、縁を簡単に切れない人がそれに該当する場合の対処法についてご紹介します。
1. 無駄に人の感情を乱高下させる人
「○○さん、この案件のこの資料のフォント、どこにありますか?」といきなり口頭で怒り口調で質問してくる上司。しかも、「今すぐ瞬時に答えよ」という感じの雰囲気を醸し出しながら対峙してきます。
「いやいや、私はOSじゃないからすぐに答えられませんよ。調べる時間くらいちょうだいよ。」と関係性によっては言いたくなりますが、目上の相手だったりするとそうにもいきません。
クレームであったとしても一言で済む内容を感情にまかせてぶつけてくる人もこれに該当します。
そういう人って他人の大切な時間を浪費してしまっている事に気づいていないのです。
このような態度は、あなたの時間と労力を軽視していると言えます。
また、友人や知人が何度も遅刻してあなたを待たせる場合や、急な予定変更を繰り返す場合も該当します。
こうした人々とは、必要に応じて「自分を守る」ための境界線を引くことが大切です。
2. 被害者意識が強すぎる人
仕事でミスをしても「自分は忙しかったから仕方ない」と周囲の状況を一切考えず、他人のせいにする人が挙げられます。
常に自分を正当化し、周囲のサポートを当然視するため、結果的に他人の負担を増やします。
「1. 無駄に人の感情を乱高下させる人」に通じるものもありますが、こうした人との関係は、あなたの心の健康を損ねることがあるため注意が必要です。
3. 感謝を示さない人
例えば、同僚に資料を手伝ったり、友人の引っ越しをサポートしたときに「ありがとう」の一言もない人です。
感謝を示さない人は、自分の手助けを当然のものと考え、あなたの気遣いや努力を軽視しがちです。
長期的には不満が募り、関係が悪化する原因となります。
4. マウンティングを取ってくる人
例えば、あなたが趣味で始めたスポーツに対して「自分のほうが上手い」と何度も比較してくる人や、
職場で成果を出すたびに「次はもっとやらないと負けるよ」とプレッシャーを与える人がいます。
このような人は、健全な成長よりも自分が優位に立つことを目的とし、
結果的にあなたの自信や意欲を削ぐ可能性があります。
親友だと思っていた友人が、こちらが成功したり優位に立った瞬間に不機嫌になったり冷たく当たるようになったりするとのもこれに該当します。こういうのって、闇が深いですよね…。
5. 約束を守らない人
例えば、友人と待ち合わせをしたのに遅刻が常習化している、仕事の納期を守らず他人にしわ寄せを押し付ける、といった行動です。
約束を守らない人との関係は、信頼を損ない、ストレスの原因となるため、慎重に見極める必要があります。
6. 「そんな事ないよ」待ちする人
例えば、何かに失敗すると「自分は何をやってもダメだ」と延々と嘆き、周囲に慰めを強要する人です。
一度や二度ならまだしも、これが習慣化すると、あなた自身のエネルギーが奪われてしまいます。
「私もうオバサンだから~」と言うのも一度ならかわいいもので「そんな事ないよ!」と優しく言ってあげられますが、それが何回もになると「そうだね~!もう立派なオバサンだもんね~!」と言い返してやりたくなりますよね。
自己憐憫に付き合うのも過度になれば時間の無駄です。適切な距離を保ち、必要以上に巻き込まれないようにしましょう。
7. 建設的な会話ができない人
例えば、問題解決のための話し合いをしようとしても、「どうせ無理だ」「こうじゃないと駄目なルールがあるんだ」等と、こちらの提案にも否定的な反応しか返ってこない人です。
このような人との会話は生産性を欠き、結果的に物事が前に進まなくなります。
建設的な意見交換ができる関係を優先することが重要です。
こういう人には「何が何だったら正しいのか私にはわからないんで全部自分で決めてください!!」と丸投げしてやりましょう。
毎日会う必要がある場合の対処法
仕事の同僚や家族など、どうしても毎日顔を合わせる必要がある場合、以下の対処法を試してみてください。
1. 感情的な距離を取る
物理的な距離を取ることが難しい場合は、感情的な距離を保つことを心掛けましょう。
相手の言動に過度に反応せず、冷静に対応することが重要です。
2. コミュニケーションを最小限にする
必要最低限の会話に留めることで、自分のエネルギーを守ることができます。
業務連絡や家庭の話題に限定し、個人的な話題には踏み込まないようにしましょう。
3. 信頼できる人に相談する
信頼できる友人やカウンセラーに相談し、精神的なサポートを得ることも効果的です。
一人で抱え込まず、助けを求めましょう。
4. 自己管理に注力する
心身の健康を保つことは、ストレスへの耐性を高めます。
規則正しい生活やリラクゼーション、趣味に時間を割くことを忘れないでください。
5. 目標を設定し、そこに集中する
相手に気を取られるのではなく、自分の目標ややるべきことに集中しましょう。
これにより、不必要なストレスを軽減できます。
まとめ
「縁を切る」という行動は、簡単ではありませんが、自分の人生をより良くするための重要なステップです。
距離を置くことから始めてみましょう。
そして、避けられない関係においても、適切な対処法を駆使することで、心の平穏を保つことができます。
この記事が、あなたの人間関係の見直しに役立つことを願っています。