世の中の娘さんをお持ちのお母さんは、自分の娘が初潮を迎えた時、娘が月経困難症(PMS)に該当しない事を確認してホッと胸をなでおろすそうですね。
しかし、残念ながらご自身や身近な女性の身内が月経困難症(PMS)に該当してしまったとき、我々はその困難をどうやって乗り越えたらいいのでしょうか?
かく言う筆者も、今はかなり落ち着きましたが若い頃は生理痛がひどい方でした。
生理になった2日目の日中なんて大変です。
下腹で鋭い短刀が阿波踊りでもしてるんじゃないか?!と思うくらいの痛みが走ります。
オフィスで事務作業しながら脂汗をかいて鈍痛に耐える事もしばしばでした。
一般的な月経困難症(PMS)の症状は、腹痛(生理痛)、腰痛、頭痛、胸の張り、吐き気や嘔吐、下痢や便秘、イライラや気分の落ち込み等々ありますが、人によってその重さも傾向も様々です。
いずれにせよ辛いですよね。これからの人生、月一でこんな辛い状態になるなんて、もう気が遠くなります。
月経困難症(PMS)の対策に低用量ピルが有効!
そんな月経困難症(PMS)をお持ちの女性に是非知っておいてほしいのは、月経困難症(PMS)の対策に低用量ピルが有効!という事です。
「ピル」と聞くと、
- 「避妊薬でしょ?」とか
- 「風俗とかで働いている女性が飲んでるイメージ…」とか
- 「ずっと飲んでいると妊娠できなくなるんじゃない?」とか
いろんな偏見を持っている人が男女問わずいます。
いなー(否)!それらは全くの誤解です!
低用量ピル(経口避妊薬)は、月経困難症(PMS)をはじめとするさまざまな症状に対して有効な治療法として広く使われています。
低用量ピルの主なメリットには次のようなものがあります。
月経困難症(PMS)の解消
低用量ピルはホルモンバランスを整えることで、月経困難症の症状(腹痛、腰痛、頭痛、胸の張りなど)を軽減することができます。
月経周期が安定し、痛みを感じることなく生理が終了することが多く、特に生理痛がひどい方に効果的です。
生理の軽減と予測
生理の出血量が少なくなることが多いため、貧血を予防することができます。また、生理が予測しやすくなるので、計画的に活動するのが楽になります。
ニキビや肌荒れの改善
ホルモンの影響で発生するニキビや肌荒れの改善に役立つことがあります。特に男性ホルモン(アンドロゲン)の影響を抑えることができ、肌の調子が良くなることがあります。
卵巣がんや子宮内膜症のリスク低下
低用量ピルは、卵巣がんや子宮内膜症、子宮体がんのリスクを低減することが示されています。
子宮内膜症の治療にも役立ち、月経時の激しい痛みを軽減することがあります。
避妊効果
避妊薬としても利用され、ピルを正しく服用することで、非常に高い避妊効果を得ることができます。
低用量ピルは多くのメリットがありますが、個々の体質や健康状態により副作用が生じることもあるため、使用前に医師と相談し、適切な処方を受けることが重要です。
ピルはオンラインでも処方可能
日本人はどうも、痛みは耐えるものという概念があるようで、薬には頼らない、という人もしばしば存在します。
しかし、月経困難症(PMS)の痛みを耐えると言うのは、あまり意味がありません。
耐性がつくこともありません。
それだったらお薬の力を借りてこの困難を乗り越えませんか?
ピルを処方してもらうには、現在オンライン診療が受け付けられています。
ピルを処方してもらうのに婦人科にかかるっていうのもなんだか敷居が高いですし、そこはサクッと余計なストレスなくオンラインで処方してもらいましょう。
オンライン診療ならば来院不要でピルを処方してもらい郵送で受け取る事ができます!