30代後半以降はどうしてもホルモンバランスや生活習慣、加齢の影響などにより、主に美容面での変化を実感し始める時期ですよね。
例えば…
- コラーゲンの減少による肌の弾力の低下、たるみ
- シミやそばかすの増加（紫外線の蓄積、肝斑（かんぱん））
- 肌のくすみ・透明感の低下（ターンオーバーの遅延、血行不良やストレス）
- 小じわや深いシワの増加（乾燥による小じわ、表情ジワの定着）
- たるみや顔の輪郭の変化
- 目の周りの変化（目袋・クマの発生、まぶたのたるみ）
- 髪の変化（髪の毛にハリやコシがなくなる、髪が傷みやすい、アホ毛の増加）
- 口元の変化（口角の下がり、唇の乾燥や小じわ）
- 首のシワ（デコルテライン）
- 紫外線によるダメージ（30代後半から40代にかけて積み重なり、肌の老化が加速することも）
挙げていくとキリがないのでもうやめます涙
ただ、若い時は感じなかったのに、
写真に撮られた自分の姿を見て、「あれ、何だかシワが増えた？」
お風呂上りに髪の毛を乾かすとき、何か髪質が変わってきたな、などと日常のふとした瞬間に違和感を覚える事も多くなると思います。
美容対策をする上で腸内環境を知る事が【超】重要
肌や髪の劣化に対し、対処療法的にいろいろ対策しても、それはどうしても一時的なものになりがちです。
それでは私たちはどのように対応していけばよいのでしょうか？
- それはズバリ、「自分自身の腸内環境を知る事」です。
腸内環境とホルモンバランス、さらには腸内フローラが美容に与える良い影響は、近年ますます注目されています。
腸内細菌（腸内フローラ）のバランスが美容に大きな影響を与えることは、「腸は第二の脳」とも言われるように、健康や美容、さらには感情やホルモンの調整に深く関わっているからです。
腸内フローラを体内にたくさん保有しているタレントさんとして、光浦靖子さん、田中みな実さん、櫻井海音さんなどが挙げられています。確かに光浦さんなどは、年齢の割に肌もきれいでスタイルもいいですよね。
以下に、腸内フローラが美容に与える影響を詳しく説明します。
エクオールの存在と女性ホルモン類似作用
エクオールは、大豆製品に含まれるイソフラボンが腸内細菌の働きによって変換されることによって生成される化合物です。
このエクオールには、女性ホルモン（エストロゲン）に似た作用があり、以下のような効果があります。
- 肌のしわ予防・改善: エクオールは、エストロゲンと似た働きをすることで、肌の弾力やハリを保ち、シワの形成を抑制する効果があります。エストロゲンが減少し始める更年期前後に特にその効果が期待されます。
- 更年期障害の予防・改善: エクオールは、更年期のホルモンバランスの乱れに起因する症状（ホットフラッシュ、イライラ、不眠など）の軽減にも関与しています。エストロゲンの不足によって現れる症状を、エクオールが補う形で緩和することが可能です。
そのため、自分の腸内でエクオールを生成する細菌がいるかどうかを知ることは、自分が更年期症状を軽減できるか、肌の老化を抑制できるかを把握するために非常に重要です。
アッカーマンシア（痩せホルモン）とダイエット
アッカーマンシア（Akkermansia muciniphila）は、腸内フローラの中で非常に重要な役割を果たす細菌の一つです。
最近の研究では、アッカーマンシアは痩せホルモンとして注目されており、以下のような効果が期待されています。
- 脂肪の蓄積を抑制: アッカーマンシアは腸内の粘膜を保護し、腸内の炎症を抑えることで、脂肪の蓄積を防ぎます。腸内の炎症を抑えることは、体脂肪の増加を抑制し、体重管理に役立つとされています。
- インスリン感受性の向上: インスリンの働きを改善し、糖質の代謝を助けることで、体脂肪の減少をサポートします。
アッカーマンシアが腸内に豊富に存在していることが確認されると、痩せやすい体質へと導く可能性が高まります。逆に、その数が少ない場合は、腸内環境を改善する必要があることが分かります。
クロストリジウム（幸せホルモン）と心の健康
クロストリジウム（Clostridium）は、腸内で特定の幸せホルモン、セロトニンの生成をサポートする細菌です。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、以下のような重要な役割を果たします。
- 精神的安定: セロトニンの分泌が増えることで、ストレスや不安感が軽減され、心の健康が改善されます。これが、更年期におけるイライラや不安感、うつ状態の予防に役立ちます。
- 肌への良い影響: 精神的な安定は、肌の健康にも良い影響を与えます。ストレスが少ないと、肌荒れや乾燥、ニキビなどの肌トラブルが減少します。
腸内にクロストリジウムが豊富に存在すると、精神的な健康状態も良好になり、更年期の精神的な不調を軽減することが可能です。
精神的なストレスは肌にも影響を与えるため、心のケアと肌のケアは密接に繋がっています。
腸内環境のバランス
腸内フローラは単一の細菌だけで成り立っているわけではなく、さまざまな種類の細菌がバランスよく共存しています。腸内環境が整っているとは、善玉菌（乳酸菌やビフィズス菌など）と悪玉菌（病原菌や腐敗菌など）のバランスが保たれていることを意味します。
- 腸内フローラのバランス: 腸内フローラが適切にバランスを取っていると、免疫機能の向上や、栄養素の吸収、ホルモンの安定に寄与します。逆に、腸内フローラのバランスが崩れると、免疫機能が低下したり、炎症が起こりやすくなり、肌のトラブルや更年期障害が悪化する可能性があります。
腸内の健康を保つためには、腸内環境のバランスを整えることが不可欠です。
バランスの取れた腸内フローラは、肌の健康やホルモンバランスを保ち、全体的な美容・健康に大きな貢献をします。
腸内フローラ改善に基づく「腸活アドバイス」の意義・重要性
これらの腸内細菌の状態を知ることは、単に自分の腸内フローラがどうであるかを把握するためだけでなく、それに基づいて適切な「腸活アドバイス」を受けることが非常に重要です。
腸内環境を改善するためのアドバイスを得ることで、次のようなメリットがあります。
あなたの体質を考慮した個別の対応
腸内フローラ検査に基づくアドバイスは、自分の腸内環境に合わせた食事やサプリメント、生活習慣を提案してくれるため、効果的に腸内環境を改善できます。例えば、エクオールの生成が少ない場合は、大豆製品や発酵食品を増やすこと、アッカーマンシアが不足している場合は、特定の食物繊維を増やすことなどが考えられます。
肌老化や更年期障害の予防・改善
自分の腸内フローラに基づいたアドバイスを実践することで、エクオールやセロトニンの生成が促進され、肌の老化や更年期障害の予防・改善に繋がります。
心身の健康向上
腸内環境の改善は、精神的な健康やホルモンバランスを安定させ、心身ともに良好な状態を保つことができます。腸内環境が整うことで、ストレス管理や睡眠の質が向上し、心身の不調を予防します。
予防医療としての効果
腸内環境の改善は、長期的には疾病予防にも繋がります。特に腸内フローラが健康であることが、免疫力の向上や炎症の抑制に寄与し、生活習慣病や加齢に伴う疾患のリスクを低減する可能性があります。
腸内フローラを改善し、腸活を意識的に行うことは、肌の老化や更年期障害の予防・改善にとって非常に重要です。自分の腸内美容年齢を知り、腸内環境を整えることで、より健康的で美しいライフスタイルを手に入れることができます。
まずは自分の腸内フローラの状態を知る事が重要！
ここまでの内容で、腸内環境がいかに健康と美容に大切かという事をご理解いただけたかと思います。
そこで、腸内の状態を知るための検査キットが超おすすめです。
しかも、検査するだけではなく結果に基づいてあなたにぴったりのサプリメントも提案してくれます。
これは将来の自分のための投資です。
是非とも次のリンクから、腸内フローラ検査キットを取り寄せてご自身の腸の状態を把握してみてくださいね。